西濃通運株式会社

事例紹介
Case Study

jirei01_01
jirei01_02
jirei01_03
jirei01_04

大垣市学校給食センター配送業務の事例(特別な輸送)

牛乳輸送等の厳しい条件下での輸送実績が評価され、地元学校給食配送業務を開始!
大垣市では、40数年が経過し老朽化が進む学校給食センターを新築移転する計画であった。それに伴い、PFI(民間資金等の活用による公共施設等の整備)方式で入札があり、2010年9月から配送業務を請け負うこととなった。

安全最優先での輸送を提案

輸送にあたり、最優先にしたことが安全な輸送。そのために、配送校と綿密な打ち合わせをして、1分単位の配送計画を作成し遂行する。配送車両は、平均時速30kmで2人乗り運行。学校周辺の狭い路地や交差点など、運転手だけでなく、助手も安全確認を実施する。また、学校内では児童が飛び出してくることを想定し、事前に助手が降りて、配送車両を誘導し不測の事態が起きないように徹底している。

学校給食は衛生面が重要

食品を扱う学校給食の配送業務では、衛生面が非常に重要になってくる。そのため、提案したのが、CNG(圧縮天然ガス)の配送車両。天然ガスを燃料とした配送車両は、排気ガスで黒鉛を排出することが全く無く、極めてクリーンな車両で学校へ配送することが可能である。しかし、大垣市には当時天然ガススタンドがなかったため、地元大垣ガス様の協力のもと、天然ガススタンドを建てていただき、CNG車が大垣市で配送することができるようになった。
次に、配送員と助手の衛生面を徹底指導。HACCPに対応するため、毎月1回の安全教育の他、年4回の衛生講習を実施して、学校給食の安全性を高めている。

子育て日本一を目指す大垣市 これからの大垣市を担う子どもたち

配送を請け負ってから8年が経過した。その間、大きなトラブルもなく現在も安全に配送している。配送が開始した当初、小学1年生だった児童も今は中学2年生。中学卒業までは、お昼は学校給食を食べて育つ。これからも、地元大垣市で拠点を構える運送会社として、地元の子どもたちの食育に配送で貢献していく。